Others in HortiFair2008
今回はこれまでご紹介してきたアンスリウム、キク、バラ・・・以外のお花の展示、資材展示などをご紹介します。
数年前まで、天井まで色とりどりのお花を大量に使用した”お花のタワー”のようなデコレーションが広い会場のいたるところにありました。
残念ながら、昨年くらいからそのようなスタイルのデコレーションが減っています。
これは何を意味するのか・・・景気、お花の値段、イベントの盛り上がり、トレンド(表現方法)の変化・・・?
ここ10年ほどデコレーションを中心に、このイベントに関わったり、見てきた私の目には多少の変化を感じずにはいられない昨今ですが、オランダは”お花の国”として潤っていてほしいものです。
さて・・・ではデコレーションをご紹介していきます。
カーネーションとスターチス(H社)。
毎年その壮大なディスプレイ・デコレーションを楽しみにしているファンも多いはず。
私が以前勤めていたお花屋さんのボス・ペーターが率いたプロジェクトチーム(もちろん私も参加)も、数年前まではこちらのブースを毎年手がけていました。
私にとっても思い入れのあるブースです。
ガーベラ(F社)。
こちらもH社とともに、注目されているディスプレイ・デコレーションです。
今年も魅せてくれました。
これは別の会社のガーベラディスプレイ(上の写真)。
やはりバック(背景)の演出は重要です。
普通なら元気いっぱいポップなイメージのガーベラも背景や合わせる資材・素材によってシックな雰囲気に。
アジサイと実モノ。
目が覚めるような色合いです。
2年前まではぐっと冷え込む11月に行われていたHortiFair、会場にはもっとたくさんの秋色アジサイがデコレーションに使われていた気がします。
1ヶ月もイベントが前倒しになって、会場のデコレーションに使われるお花の種類も変わりました。
苗モノではシクラメン。
シルバー色のクラッシックモダンスタイルの花器(ニッケル)にあわせて、身近なシクラメンも高級な雰囲気に。
面白いところで、”石”販売メーカーのディスプレイ。
おもしろキャラクター?!
広い会場の地下通路に何体も並んでいて、私たち来場者を楽しませてくれた大きなマスコット。
多くの来場者が一体一体、足を止めて写真を撮ったりビデオをまわしたり・・・と、人気者でした。
小さいサイズのものは(40センチくらい?)、47.50ユーロ!?で販売されていました。
写真はすべてHortiFair2008会場にて撮影したものです。
« Roses in HortiFair2008 | トップページ | フェルメール・ブルー ~17世紀のオランダへ~ »
« Roses in HortiFair2008 | トップページ | フェルメール・ブルー ~17世紀のオランダへ~ »
コメント