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2008/10/24

Chrysanthemum in HortiFair

Hf08810chry11HortiFairレポートの続き、今回は「菊・キク・Chrysanthemum」に注目をしてみます。

HortiFairで一番目立ているお花はやはり「バラ」だと思うのですが、キクもバラに負けず かなりの存在感です。

毎年HortiFairでは、キクの種苗会社さんなどが様々なイメージでアレンジやデコレーションの新しい提案をしています。

キクは形も大きさも色も本当にたくさん種類がありますよね。

お花自体も強そうなので(花モチが良い)ので、デコレーションには向いているのかもしれませんね。

会場で見たアレンジ・デコレーションをご紹介します。

ポップな雰囲気です。

(下の写真上段右側はレインボー(吸い上げ)のスプレーギク)

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そしてモノトーンも。

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一番トラディショナルな雰囲気の白い大輪のキクがアニマル柄にマッチしています(笑)。

上の写真左側ののアレンジには、まだ上部があったのですが写しきれませんでした。

ありえなさそうな組み合わせですが、この雰囲気・・・ありえますね。

写真右側はフェザーとの組み合わせです。

白キクというとお葬儀のイメージになりがちですが、素材や色の大胆な組み合わせでイメージがグンとわかります。

会場ではたくさんのキクのアレンジ・デコレーションを見た印象なのですが、今振り返って写真を見てみると、キクの使い方は同じですね。

花首だけをボール状に挿すパターン、かわいくて好きなスタイルですが・・・。

やはり茎が”あの感じ”なので、このようなアレンジが多くなるのでしょうか。

形はワンパターンになりがちですが、そこは色と形(咲き方)のバリエーションでカバーしたり遊んだり。

使い方によってはキクに見えないですよね。

ですが個人的には、キクのステム(茎)が柔らかい(もっともっとタメの効く)ものや、枝もののように曲がりのあるもの(業界ではありえないのかもしれないけど)、ハンギングタイプ・・・等があれば、さらにアレンジの幅が広がるのに・・・と思ったりして。

そして・・・葉っぱがないタイプ???・・・そんなのキクじゃないですね?!

せめて  ”模様入り”の葉っぱ!?・・・勝手なこと言い過ぎです!

業界の方々、生産者の方々、申し訳ありません、勝手な意見です。

Hf0810chry13キクに関しては、オランダのフローリスト修行を終え、日本でお花の輸入の仕事を通してお花屋さんとお付き合いを始めた時、思ったこと、気が付いたこと、感じたことがたくさんありました。

オランダとの違いがたくさんあるような気がします。

やはりキクは日本の国花(法定ではなく慣習上)、キク文化の深さを感じました。

例えば、日本では独特のキクの分類や呼び方があること。

マムとか小菊とか・・・洋と和の違いでしょうか?・・・セリ(競り)でも独特の呼び名が付いているキクがあったり・・・

そして葉っぱの立派さ!

日本のものは葉っぱが肉厚で美しく驚きました(オランダのものはもう少し葉っぱ自体が薄く 緑色も薄め、種類によりますが)。

日本では流通するに当たり、葉っぱの美しさは重要のようです。

オランダは「花束」中心のお花文化のため、ビーダーマイヤースタイルの花束に使うお花の葉っぱは取ってしまうし、重視もしていませんでした。

オランダでも生産・流通の段階では重要なのかもしれませんが、フローリストとしては意識したことはありませんでした。

このように、日本のキク文化の深さを感じます。

そんな日本のキク文化に、私のリクエスト『変わりギク』が仲間入りすることはあるのでしょうか?

10年後、20年後、将来そんなキクに出会えたら、面白い・・・

ブログ内の写真はすべてHortiFair2008会場にて撮影したものです。

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コメント

G.G.様、コメントありがとうございます。
キク・・・本当に奥が深いですね。
イメージを変えることができれば、冠婚葬祭以外にも
幅広く使えるのに残念ですね。

ところで、芍薬が最近見直されたお花とは知りませんでした。
芍薬・・・オランダでは季節になると花束に入れたり、
そのまま飾ったり、大人気のお花です。

菊は本当に奥が深い

自生種の野菊もそこそこありますし
美しい

もともと
この国では
どんなときも使われる
スーパースターだったのに

最近は
供物用としての間違ったイメージが
固定・硬化しつつあります

菊はおめでたい席にも
もちろん代表として君臨し続けているまですが
ヨーロッパのような自由度は失われています

昨今日本でも芍薬が見直されてきたように
菊の復権を望むのです

実際
私がもっとも売っている花のひとつでもありますし(笑)

tasa様、こんにちは。
コメントありがとうございます。
キクは周年見ることができるので、あまり季節感がないような気もしてしまいますが、やはり秋がシーズンですよね。
オランダでも秋になるとディープカラーの大輪のキクが人気です。

菊花粉アレルギーなんてのもあるんですね!
身近なお花だから大変そうですね。

こんにちは。
菊=お葬式のイメージが少し変わりました。
「菊」も所変われば変わるのね・・
ボール状の菊、可愛い。

この時期、神社などで「菊の品評会」
「菊人形の展示会」とかやってますよねcoldsweats01
日本は菊大国?
菊花粉アレルギーには、とても辛い国だわぁ

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