アールスメーヤレポート・・・8月
先週のある日、アールスメーヤ花市場にある仲卸、問屋さんへ行ってきました。
アールスメーヤ花市場・・・以前は BloemenVeilingAalsmeer という名前だったのですが、半年ほど前よりBloemenVeilingFloraHollandとなりました。
アールスメーヤ花市場というのは、もう正しくないのかもしれません。
現在はフローラホーランド、バス停の名前も変わっていました。(場所は同じです)
アムステルダム市内から観光で行かれる方は、アムステルダム中央駅等からバス172番で約1時間(2008年8月現在)、バス停名は 「BVFH Hoofdingang」 です。
バスのラインは変更がある場合もあるので、行かれる場合は是非ご自身でご確認くださいね。
市場ではオークション(競り)の様子が見学できますので(月~金、午前7~11時)、お花好きな方はオランダ旅行の際に是非行程に入れてくださいね。
さてオランダの8月(もうすぐ9月ですが・・・)、問屋さんでは・・・
ついにクリスマスが始まろうとしていました。
まだ値段のついていない運ばれてきたばかりのリースやオブジェがごっそり。
切り花のコーナーでは・・・夏の眩しい太陽の後に見る 色鮮やかな実モノや葉モノは新鮮です。
私の好きなボルドー系などディープカラーのお花が増えてきます。
左の写真は、切り花仲卸さんの受付にあった秋色アレンジ、大きな木の皮?のナチュラルカラーの器とボルドーカラーがポイント。
個性的なアレンジですが、素敵な色合いです。
真っ赤で艶やかな”ビバーナムコンパクターViburnumCompactum”、秋の実モノの代表ですね。
艶やかでおいしそうです。
クリーム~ブラウン~ボルドーカラーが素敵な”グラス”類・・・どの色も素敵で選びきれません・・・
写真のようなフサフサタイプ以外にモジャモジャっとしたタイプやプチプチっとしたタイプもありました(ご想像にお任せします)。
そして大好きなかわいい”ドングリSteenEik”・・・ブーケ(花束)に入れるとかわいいんです。
いわゆる”どんぐり”よりは小さい、1センチくらいのドングリがたくさんついています(2005年10月15日ブログ 等 参照)。
どこからか”いい香り”・・・香りに呼ばれるように足を運ぶと・・・そこには”ホップHoppe”、ビールの原料のホップもオランダでは欠かせない秋の素敵な花材です。
オランダではすごく長い(大きい)ボリュームで販売されています。
今回見たホップも人間がすっぽり入ってしまうような大きな箱の中にごっそり入っていました。
葉っぱを少し掃除して(葉っぱを取りのぞいて)バランスよくすっきりさせて、ディスプレイや創作アレンジに取り入れます・・・ホップの香りも漂って秋の演出に大活躍(ホップは比較的すぐに乾燥します)。
先日行った展示会の会場ディスプレイにもあちこちで使われていました。
このレポートを書いているだけでホップの香りが漂ってきます・・・そろそろビールの時間かな・・・?(夜、書いています・笑)
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