バラの月曜日=Rosenmontag=
「バラの月曜日」Rosenmontag(ドイツ語)と呼ばれる日があります。
月曜日・・・というからには月曜日にアップすべき?・・・でも内容が・・・と迷っているうちに時間が過ぎ・・・結局なんの縁もない今、レポートいたします・・・
キリストの復活祭イースター(2008年は3月23日)の46日前の断食期間Festenzeitの初日である「灰の水曜日」Aschermittwoch(2008年は2月6日)、その前の6日間がカーニバル(ややこしい話しです)。
カーニバルの1週間にはそれぞれ興味深い、お花等に関連した名前がついているそうです。
「灰の水曜日」の6日前の木曜日「女性のためのカーニバル」Weiberfastnacht
土曜日「カーネーションの土曜日」Nelkensamstag
日曜日「チューリップの日曜日」Tulpensonntag
そして月曜日「バラの月曜日」Rosenmontag
火曜日「スミレの火曜日」Veilchendienstag
それぞれに意味や由来、イベントがあるようですが、それは皆様各自でググッていただくとして・・・。
私もそんなことを調べていたらカーニバルに行きたくなってしまいました。
オランダでも南部などカトリックの都市ではカーニバルが行われるようですが、私のいるアムステルダムはプロテスタント中心・・・カーニバルの”カ”の字もありません。
そんなわけで?話はさかのぼりますが、2月4日ドイツ・ケルンKolnにて行われた盛大なカーニバルを体験してきました。
写真はケルン大聖堂・・・大聖堂前にはすごーーーーいたくさんの人があふれています。
昨年のカーニバルはオランダ南部のマーストリヒトへ行ったのですが(2007年2月21日ブログ参照)、楽しみ方がわからず?不完全燃焼でしたので、今回はもっと楽しむため?仮装グッズを準備してケルンへ。
ケルンのカーニバル最大のイベントRosenmontagのパレードは、山車からチョコやお花が配られる?投げられる?ことでも有名です。
残念ながら当日は雨。
私の大きな仮装用の帽子は良い雨よけとなりました(ホテルのライトのカサを利用して撮影)。
雨傘なんてさしていられません。
なぜなら・・・すごい人なのです・・・写真も撮りたいです・・・そしてチョコレートやお花もキャッチしたい・・・スリも心配・・・
もともとある程度の雨と人ごみと昼間からビールやらシャンパンを飲み歩く人々を想像していたので、汚れてもいい服装と靴に着替えてパレードのコースへ。
お昼12時ごろからでしょうか、パレードがやってきているのですが、あまりにもすごい人で近づけないのです(見えない)。
体験したことのなくらいの人ごみです。
あちこちウロウロしながらなんとなく自分のポジションを見つけ、チョコレートやお花をキャッチしようと夢中になりました。
たまに雨が強くなったら屋根を見つけて非難したり、場所を移動したり・・・
結局、最後5時半ごろまで雨に濡れながら夢中でチョコレートを集めました(写真は集めたチョコレートとお花)?!
最後まで狙っていたお花は・・・見えるかな、右の写真の上部にピンクのバラ・・・たった1本(泣)。
もう少し前列に行かないとお花をキャッチするのは難しそうでした。
たくさんお花を抱えている女の子もいて、なにかコツがあるのかな?なんて観察してみたり・・・次回に備えて?!
雨と土(部分的に)とチョコレートなどのゴミと飲み捨てられたボトルと割れたボトル・・・気絶しそうなくらいの汚さに・・・
ここまで街を汚すとは これだけの規模だったとは・・・ケルンのカーニバル、病み付きになりそうです。
夏の美しいケルンKolnの旅は・・・こちら→2007年8月31日ブログ
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muppetpuppet様、コメントありがとうございます。
ありがとうございます。
以前も確かイースター関係でしたね。
英国にはたくさん宗教に関連した行事がありそうですね。
ただのイベントとして楽しむのもいいですが、意味や歴史を知るともっと楽しいですよね。
日本にないイベント、経験のないイベントは、自分のDNDにないためか、心から理解するのが難しく、少しでも現地の人々の気持ちを理解できたらといつも思います。
それにしても驚きです。
9割の英国人は教会にあまり行かないのですね!
英国での暮らした経験がないので、興味深いです。
お隣アイルランドは宗教の位置付けがすごく高かった・・・
G.G.様、コメントありがとうございます。
ドイツ語勉強されていたのですか????
尊敬!!です。
確かに・・・文化や歴史も含めて語学の学習ができていたら、もっと役に立つ何かが身についていたかも・・・
(人のせいにしてみたりして・・・ちなみに私の第2は中国語でした、全く記憶にありませんが・・・)
歴史的な教会は、特にケルンの大聖堂は、世界中のカトリックの方々のよりどころなのでしょうね。
(宗派など詳しいことは分かりません)
カーニバルが関係なくても。
チョコといえばベルギーだと思っていましたが、ドイツもチョコの町だな・・・と思いました、今回のパレードで・・・すごい量です。
きっと年間の何十%(かなり)がこのカーニバルで製造・消費されるのでは・・・と想像が膨らみました。
anma様、コメントありがとうございます。
ワールドカップの時もすごい人だったでしょうね。
ヨーロッパのサッカーのクレイジーな?人ごみは苦手です。(アムステルダムで負傷経験あり)
カウンター見ていただけました?
いろんな地域の方にブログを見ていただいています。
ありがとうございます。
どこまで細かく、正確な地名が抽出されているのか不明ですが、私としては広い地域の多くの方に見ていただいていると思うと、がんばろうと言う気持ちになります。
また”近場で!?”会いましょう。
投稿: thura | 2008/02/23 06:40
ケルンの大聖堂・・・ん~なつかしい。
初めて見たのは、WORLDCUPの翌日でした◎
関係ないけど左のアクセスのやつ、すごいっすね。
あ、浜松発見!袋井は!!?あれ?
では、また帰国後にお会いしましょう!!
投稿: anma | 2008/02/22 17:12
ドイツ語はずいぶん長く学びましたが
(深くもなければしっかりでもない)
その文化には驚くぐらい触れていません
歴史的な教会が今尚
多くの人々のよりどころとなっているんですね
雰囲気が伝わってきます
それにしても
いったいどれくらいの量の
チョコレートまいてるんだろう??
投稿: G.G. | 2008/02/22 14:35
ご無沙汰しております。ミクシーで足跡をたどり、久々にお邪魔させていただきました♪
(確か、以前、こちらにお邪魔したことがあったかと思います。)
バラの月曜日って素敵なネーミングですね。花の国、ドイツらしい。。宗教行事なんですね。
ケルン3年くらい前に行きました。。なつかしい。。
お花屋さん見学やワイナリーやコロシアムに足を運んだ気が。。
カーニバルがあるんですね。。仮面と帽子が味がありますね。イタリアのカーニバルみたい。。
チョコいっぱい集まりましたね♪豆まきに通じるものありかな?笑
英国でもShrove tuesday(パンケーキデー)という
キリスト教行事があります。
中世にRentの1日目であるAsh Wednesdayの前日に日持ちのしないバターや卵を使ってパンケーキを作ったのが始まりという説や中世の農民は農閑期のこの時期に食べ物がなくて飢えていて、倉庫の奥にこぼれていた小麦を拾い集めて挽いた粉でパンケーキを作って食べたという言い伝えがパンケーキデーの起源という説などがあります。
英国民の9割方がいつ最後に教会に行ったかわかならにくらい宗教心が薄い?国民性なのにクリスマスやShrove tuesdayは、盛大に行っていますね。笑
このパンケーキデーの日記は、↓にもあります。
http://plaza.rakuten.co.jp/pjfunnyengland/diary/200802060000/
長々と書いてしまい、すみません。
またお邪魔させていただきますね。。。(^_^)/
投稿: muppetpuppet | 2008/02/22 06:08