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2008/01/07

Kissing Ball の神秘

お正月休み、スキー場脇の深雪が大量に積る抜け道を必死で歩いていると、目前にヤドリギが落ちていました。

こんな寒く雪深いところにヤドリギが?と頭上を見ると、たしかにヤドリギがあちこちに。

そして大量の雪が降ったせいか、大木から切り離された大きなヤドリギがやはりあちこちに。

深雪が深いため、1メートル先のヤドリギにも駆け寄ることができず、残念でした。


Ski0802Ski0801

写真はスキー場で携帯で撮影したもの、暗くて小さくてわかりにくいのですが、左は落ちていたヤドリギ(実際はきれいな緑色です)、右は上空を眺めて。

ヤドリギ・・・オランダのお花屋さんで働いていた時、やはりこの季節(クリスマス~お正月)に見かけたことを思い出しました。

なかなかおもしろい特徴のあるヤドリギ・・・皆様、ご存知ですか。

ブナなどの落葉高木に寄生する寄生植物(半寄生)で、常緑の葉を持ち自身で光合成を行いますが、地面からのミネラルの供給は宿主に依存しているとのこと、だから”ヤドリギ(宿木)”。

日本でも自生し、鳥の巣のように樹木の枝に寄生し育っています。

ですが、私はオランダのお花屋さんで働くまで見たことも聞いたこともありませんでした。

今では日本で、車での移動中に大木を見かけると、ヤドリギを探してしまいます・・・たまに見かけます。


英名はMistletoe(ミスルトゥ)といい、オランダのお花屋さんでこの名前を初めて聞いたときは”面白い名前(音)だな”というのが第一印象でした。

緑色の骨組みにような枝の先に透明感のあるグリーン~クリーム系の果実が付いています。


面白いのは名前だけではありません。

落葉樹が葉を落とす冬に緑々と葉をつけていることに神秘な生命力を感じ神聖視されているのでしょうか・・・欧米では北欧神話やケルト神話にも登場し、よく知られた存在だそうです。

今日のヨーロッパやアメリカではクリスマスや新年のお祝いの飾りとしてそのまま吊るしたり、クリスマスリースなどに広く用いられます。

吊るしたミスルトゥの下で出会った二人はキスをしなければならない、キスをしても良い・・・などという習慣があります。

クリスマスのボール状のオーナメントに「キッシングボールKissingBall」というのがありますが、このミスルトゥの習慣を模したものです。

そしてヨーロッパでは薬草として扱われる反面、毒性のある植物としても扱われています。

子宝を授けるとも・・・

日本でも古名「保与(ほよ)」として万葉集や源氏物語に登場するとのことです。


自然界にはまだまだ興味深いいろんな植物がありますね。

みなさんも落葉した樹木を見かけたら、ヤドリギを探してみてください。

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コメント

G.G.様、コメントありがとうございます。
やはり寄生植物というからには、植物にとっては害があるのでしょうね。
ですが、鳥や動物には環境や食料という面で助けになっているようですね(Wikipediaなど参照)。

人間にとっても環境の変化を感じる今、植物や動物にとってはかなりの危機なのではないでしょうか。

こんなとこで内緒話もなんですが
おもしろそうですよ
いいものあったらやってみたいですね

私は結構どこでもあるという印象
むしろ木に害があるとかって
むしった憶えもあるくらいですよ

なぜこんなに見なくなったんでしょうね
排気ガスに弱いとか
媒介する動物がへったとか???

G.G.様、コメントありがとうございます。
以前はそれほど身近にあったのですか?
ヨーロッパでも減っているとのことです。
自然保護は難しい問題ですね。
我が街では国一沿いに大きなヤドリギが見れるポイントがありますよ。
流行らせて、あちこちに吊るしますか(笑)

やどりぎ

何か懐かしい
最近本当に見なくなりました

木を訪ねて回っていますが
見かけません

来年のクリスマス
流行らせましょうよ

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