レインボーアジサイ
6月も早いものでもうすぐ終ってしまいます。
6月といえば”梅雨”、”梅雨”といえば”あじさい”。
家の実家の庭にも(日本の話です)たくさんのアジサイが咲いています。
子供の頃からあるアジサイ、そのほとんどがブルー・パープル系(土壌の成分による)。
オランダのお庭でよく見かけるうっとりするようなピンクやレッド系アジサイは家の庭にはありません。
これまでに何度かオランダから輸入したピンク・レッド系のアジサイの余ったものを挿し木にしてみましたが、やっぱりパープル系になってしまいますね。
今回紹介したいお花はレインボー・虹色のあじさい・・・「レインボーアジサイ」です!
6月15日ブログでちらりと紹介していた「レインボーアジサイ」、ついに入手・輸入しました!
上の写真は5本分の束を上から撮影。
一つのお花は、大き目の手の平を思いっきり広げたくらいのサイズ。
左の写真はお花一つ分、こんなふうに虹色になっています。
そして早速、ご興味をもっていただいていたお客様(お花屋さん)に、お届けいたしました(日本でのお話です)。
フレッシュアジサイを、「レインボーローズ」(5月12日ブログ等参照)と同様の処理(吸上げ)で加工したアジサイ。
フレッシュアジサイのため、ご存知のように水が下がりやすいかと思っていたのですが・・・これが案外パリッとしているのです。
私は現在いろんな状態で様子を見ています。
常温、キーパー、そしてドライにも挑戦。
アンティークタイプのアジサイは簡単にドライフラワーにできるのですが、フレッシュタイプのアジサイは難しいですよね。
ところがこのレインボーアジサイ、加工のためか?花びらの感じが通常のフレッシュアジサイよりドライっぽく、もしかしたらこのままきれいにドライになるのでは?と思ったのです。
結果はまたいつかご報告できればと思います。
これまでに何度も加工花を紹介してきました。
賛否両論あります・・・私も以前あまり好きではなかったし・・・。
ただ・・・私が伝えたいのは、オランダの場合普段から日常的にみんながお花に囲まれて生活している環境、イベントや何かの機会での”遊び”的感覚での加工花なんです。
おしゃれをしてパーティーやデートに出かける、クリスマスにクリスマスツリーや電飾を飾る・・・そんな感覚、「遊び」的発想で提案されるお花達です。
とはいえ、オランダ人の中でも加工花を好きではない人も多くいるのも事実、それは好みの問題でしょう。
実際には加工花の流通は、オランダより日本やアメリカなどへの輸出のほうが多い・・・昔そんなことを聞いたことがあります。
まだまだオランダでもあまり目にすることのない(まだ新しい!)「レインボーアジサイ」、いつか皆さん日本のどこかで見かけたら、是非その感想聞かせてくださいね。
« 日帰りフランクフルト体験 | トップページ | ストックローズ StokRoos »
アルバトロス様、コメントありがとうございます。
”なんでもあり”のオランダ・・・「アジサイ」でも加工を試してみよう!とか、アレコレ思いつくその発想に脱帽です。
確かに情緒深いのは自然界のアジサイですよね。
私もアジサイは大好きです。
フレッシュアジサイもアンティークアジサイも・・・
投稿: thura | 2007/06/24 23:11
レインボーアジサイ、面白いですね。
でも、深い神秘性は従来のものですね、
似合う季節なり、今日は恵の雨となりました。
投稿: アlルバトロス | 2007/06/24 13:42