前回のブログの雑誌つながり・・・というわけではありませんが、今回はお花の雑誌のお話。
私もオランダにやってくる前(もう8年も前・・・)、日本でお花の雑誌「花時間」や「フローリスト」等毎月楽しみにしていた時代もあります。
他には好きなデザイナーの写真集とか、海外旅行に行けばフラワーアレンジ関係の洋書を探したり・・・
皆さんもいろいろ見ていらっしゃることと思います。
最近人気のプリザーブドフラワー関係の単独の雑誌は、当時まだなかったのではないでしょうか?
今回はオランダで入手できるお花関係の雑誌について。
オランダにお花の修行に来てからは、オランダのお花の雑誌を見ています。
たまに日本語が恋しくなって、日本の情報が知りたくなって、日本から「フローリスト」を送ってもらったこともありましたが・・・
今はオランダで定期購読している 「Bloem en Blad」 という雑誌がメイン。
Bloem=花、en=と(&)、Blad=葉・・・「花と葉」・・・単純な名前です。
この 「Bleom en Blad」 はフローリスト、フラワーデザイナー、お花屋さんなどいわゆるプロ?が読む雑誌で、本屋さんでは売っていません。
2週間に1冊の発行です。
中身はお花経済のことなど読む部分も多いのですが(もちろんオランダ語、泣!)、最新のテクニックやお花、雑貨、資材をふんだんに使った花束やアレンジが売れっ子デザイナーによりたくさん紹介されています。
それ以上に勉強になるのは、お店(お花屋さん)の演出、展示、インテリア。
毎回オランダのいろんな地域のいろんなタイプのお花屋さんが紹介されています。
(何年か前ペーターの DeBloemenboog も紹介されましたよ。)
お花や花瓶がただ並べてあるだけ・・・なんてことはなく、どのお店も素敵に演出されインテリアショップそのものです!
いつもそんな写真を見ながら素敵な花器など雑貨をチェックし、仕入れの参考にしつつ、演出方法を勉強しています・・・私は今のところ無店舗ですが・・・いつかきっと・・・
アレンジをされる皆様にお勧めなのは 「Blomschikken」 という季刊誌。
Bloem=花、schikken=アレンジ・・・これまた単純な名前。
中身はオランダ語ですが、アレンジ、デコレーション中心で写真の解説も付いていますのでオランダ語がわからなくても理解できます。
こちらはオランダの本屋さんで入手できます。
写真が光って見難いですね・・・スミマセン。
もう1冊は日本でもご存知の方も多いかと思いますが 「Fleur Creatief」 というベルギーの季刊誌。
Fleur=花、Creatief=創造的・・・
こちらもわかりやすいお名前の雑誌です。
こちらもオランダの本屋さんで入手できます。
いろんな言語バージョンが発行されていますが、オランダではもちろんオランダ語です。
ヨーロッパ各地の展示会などではフランス語や英語のFleruに出会います。
こちらもアレンジ、デコレーション中心で写真での解説もあり、言語ができなくても問題ありません。
この2冊・・・お花の色、種類の違い、使い方のアイデア・・・背景のインテリア・・・皆さんのアレンジの参考になるポイントはいっぱい。
日本の雑誌とは”色”や”アレンジ”そのものが違います。
アレンジは創作的なものが多い点も大きな特徴です。
多くの場合、ベースになるベース(器や土台)も枝、実、資材などで作りこみます。
もちろんテイストの好き嫌いはあるかと思いますが、アレンジのお教室で使えるアイデア満載です。
紹介した雑誌以外にも単発で発行される雑誌や写真集、ウェディング写真集などもあります。
ウエディングの写真集等はまたいつか紹介したいと思います。
これらの雑誌・写真集に、もしご興味ありましたらお気軽にお問い合わせくださいね。
通常私がオランダにいる間に注文分のみ手配し、輸入します。
「BloemSchikken」と 「FleurCreatief」は単発で購入可能です。
お花屋さん、プロ用の 「Bloem en Blad」 も購読可能ですが、こちらは1年間の購読申し込みが必要です。(お花屋さん、プロの方が多くこのブログを見ていただいていると思いますので、この雑誌も紹介しています)
詳細をお知りになりたい方は BloemenVanThura HP 「お問い合わせ」コーナーよりお気軽にお問い合わせください。
みなさんもオランダ・ヨーロッパテイストを取り入れてみませんか?

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