シャクヤク・・・オランダでは?
ボタン科ボタン属、学名Paeonia lactiflora。
英語ではシャクヤクもボタンも”ピオニーPeony”と呼ばれています。
シャクヤクもボタンも日本のお花のイメージですが、ヨーロッパでも大変人気の季節のお花です。
園芸用としても人気ですが、もちろん切り花も人気です。
オランダでは、年末からお花屋さんを賑わせていたチューリップなど球根花が終る頃から初夏にかけてお花屋さんに並びます。
お花屋さんを訪れるお客さんもみんな大好きなお花。
オランダでは「ピオニー」、「ピオン(「ピヨン」に近い発音)」、「ピオンローズ」などと呼ばれています。
シャクヤクがお店に並び始めると、お客さんから「ピオン」「ピヨン」って聞こえてきてきます。
日本人の私にはこの発音がなんだかかわいく、とても印象的なお花の一つでした。
その季節には一番人気のお花で、飛ぶように!売れていました。
オランダではシャクヤクをどのように使うかというと・・・
一般の方は5本とか10本とか買っていって、花瓶にシンプルに活ける方法が主流。
今はまだ出始めのシャクヤク・・・このお花を見たら、ふとオランダのお花屋さん時代のシャクヤクシーズンのことを思い出しました。
ちょうどその頃オランダは日も長くなり、一番いい季節を迎えます。
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