空を見上げて・・・フランクフルト
先日お隣ドイツのフランクフルトに行ってきました。
今回のオランダ滞在で予定していた最後の展示会です。
この展示会は初めてだったのですが、フランクフルトどころか”ドイツ”そのものが初めて!でした。
オランダのすぐお隣の大国なのに・・・飛行機の乗換えで数度寄ったことがあったり、数年前アムステルダムから電車でデュッセルドルフに日帰りで一度行ったことはあるが・・・時間をすごすのは今回が初めて。
そして「ICE(ドイツの新幹線のような電車)」に乗れる!ということで少し旅行気分・・・
とてもきれいで快適で、もしかしたら日本の新幹線よりいいかも・・・と評価はかなり高い(私の評価です)。
広いデッキ?(左の写真)ときれいなお手洗い(カーブした壁の中)、そして快適な車内。
各指定座席には、どこからどこまでの乗客かがわかるような小さな電光掲示板が付いていました。
他にも”ハイテク”を感じる「さすがドイツ!?」の電車です。
さてそんなICEでアムステルダムから4時間でフランクフルトに到着です。
フランクフルトは大都会。
町歩きの目印はそれぞれ個性的な高層ビルの屋根(topの形)?。
展示会の後、散歩中に道に迷って地図を見ていると、ドイツの男性が助けてくれました。
「あの黄色の光のビルの向こう側だよ・・・」
なんだか漠然とした説明で不安だったけど、本当にいつも目印は空を見上げビルを探して歩いていました。
スケジュールの関係でゆっくりはできないので、フランクフルト観光は展示会が終わった後の夜の散歩のみ。
それと、もちろん忘れてはならないドイツビール!
アムステルダムへの帰り道、ICEでフランクフルトを出発し1時間くらいで”ケルン”という街があります。
そう!世界遺産『ケルン大聖堂』の”ケルン”です。
車窓からなので米粒のようなサイズですが、塔の高さは157m、1884年アメリカワシントン記念塔(169m)が建つまでは世界一の高さだったそうです。
「川の左側に建つ建物が面白い」と思って急いでシャッターをきりましたが、後でこの写真を見たとき、ある風景が頭に浮かびました。
建物の雰囲気似てますよね。
今から6年くらい前に旅行で行ったノルウェー・ベルゲンというフィヨルドの町の「ブリッゲン地区」(1979年世界遺産)の写真です。
『ハンザ同盟』(13~17世紀、北ドイツの都市を中心に、バルト海周辺の経済国を支配した都市同盟、最盛期には200以上の都市が加盟していた)の拠点となった4つの駐在事務所のうちの一つだそうです。
(他の3箇所はブルージュ(ベルギー)、ロンドン、ノブゴロド(ロシア))
そっか・・・ノルウェー・ベルゲンで見たあの景色はドイツの面影・・・やはりこんな歴史的なつながりがあったのですね。
ヨーロッパの歴史は興味深いです。
学生のときもっと歴史に興味をもっていればよかったな・・・ヨーロッパの歴史を知っていればヨーロッパでの生活もまた色濃くなりそうです。
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コメント
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世界遺産について書いています。よかったら見に来てください。 [続きを読む]
たがもさま、コメントありがとうございます。
今回の収穫・・・風邪をひいてしまいました。小雨の夜の散歩のせいでしょうか・・・。初めての展示会は会場の把握ができていないため、時間配分が難しいですね・・・今回最大の反省点です。
投稿: thura | 2007/02/16 19:20
無事に行って、無事に帰ってきたようですね。ICEは確かに乗り心地良いですね(TGVより良いと思う)。
初めてのフランクフルト、実りがありましたか?
投稿: たがも | 2007/02/16 07:35