街路樹の運命・・・1月の嵐Amsterdam・・・
「うわっ!何これ!」この日はこんな言葉からはじまりました。
外を見ると、ゴミやいろんなものが吹き荒れる暴風雨の”嵐Storm”でした(写真は私の住まいから撮ったもの)。
暴風雨(嵐)は午後にはさらひどくなり・・・
歩いて数分のスーパーマーケットに行くのでさえ、暴風雨の合間に急いでいっても、途中前も見えないような暴風雨にあい、通り沿いのお店で待機する羽目になったり(もちろん傘はさせません!)。
さっきまで暴風雨の中でも、普段よりかなり低空の着陸体制で飛んでいく飛行機を見かけたけど、今はもう飛んでいない様子・・・(空港もクローズ)
夜には友人と会うことになっているが、行けるのだろうか・・・
オランダのテレビのニュースをみると、NS(国鉄)も運休、飛行機も・・・木が倒れたり、車がその下敷きになったり、トレーラーがひっくり返ったり、クレーンが倒れて建物が壊れたり、ガラスや屋根や庭のオブジェが吹き飛んだり・・・各地でかなりの被害がでている様子。
心配しながら外を見ていると、どうやら家の前を走るトラムもとまってしまった・・・
しかし、トラムが動いていないため、いつもより多くの人がストリートを歩いていて・・・「大丈夫かも」・・・逆に安心感がうまれたりして?雨もやんできたし・・・
ということで思いきって出かけることに。
すると!家の前の街路樹の2本隣の木が被害に遭っていたことが判明。
のんきに家の窓から外を眺めている場合ではなかった!
家の前の街路樹が被害に遭っていたら・・・と思うとゾッとします。
その様子がこちら。
強風の中、見たことのない重機で街路樹をいくつかのパーツにわけて切っています。
見物人もいっぱいで、現地の方達(オランダ人)も携帯電話などで写真を撮ったりしていました。
はじめて見た”木をつかむ重機?”や作業行程には私も思わず足を止め、野次馬に。
そして嵐が去った後の姿は・・・
もともと5階建てのアパートより背の高かったこの街路樹。
何十年?もかかって成長したのに・・・自然は厳しい・・・
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ぷうさん、コメントありがとうございます。オランダ(ヨーロッパ)でも1年に何度かstorm(嵐)がありあすが、今回のは2002年10月以降一番ひどかったとか・・・ヨーロッパ中の飛行機、鉄道、道路がマヒして、かなりの被害があったようです。亡くなった人も・・・。毎年温暖の差はあるとしても、この時期アムステルダムでも運河が凍ることが多いのに、今年は日夜10度(プラス!)もあります。日本より暖かいんですよ!温暖化が進んでますよね。絶対に。深刻です。
投稿: thura | 2007/01/20 22:38
こういう事って今まで余りなかったことなんですか?
日本も年末台風のような雨が続いて、温暖化が
ちょっとずつ忍び寄ってる怖さを感じました><
何年もその場所にいた街路樹が姿を変えるのは
結構ショックな事ですね。。
投稿: ぷう | 2007/01/20 22:04