秋の代表Quercus ~オーク~
これは秋の代表Quercus(オーク・ブナ科)の葉っぱの加工ニューバージョン。
グリーンゴールド(染め)です。
2005年10月20・26日のブログにもオークを紹介しています。
特に2005年10月26日に紹介した”オークブラックバージョン”は今年も引き続きトレンド。
今年もいろんなお花やデコレーションのブラックバージョンは人気です。
さらに今年はこんな新しいゴールド。
昔からある「ゴールド染め」とはどこか違う、毎年何かが新しくなっていく加工物。
以前は、加工物はあまり好きではなかったけど、最近はびっくりするような新しい発想の加工物を見つけるのを楽しみにしています。
オークの葉っぱは加工でもそうでなくてもドライになります(多少クルッとカールしますが)。
枝物としても大活躍のオークですが、葉っぱ(枝から採って)だけを活用して、長い期間飾りたい秋冬のアレンジ・リースなどにお勧めです。
オランダではこの季節、いろんな秋の実物とオークの葉っぱを大きなお皿にただ盛っただけのアレンジ?名づけて「オータムディッシュ」なども人気です。
また、枝物としてのオークは、この季節にだけ出回るダーク系の大輪のキクとあわせて買って行くお客さんが多かったことが印象的です。
オランダ(ヨーロッパ)では”秋といえばオーク”ってくらい、この季節を代表する花材です。
そう日本の”春といえば桜”・・・と同じように・・・
BloemenvanThura HP 「Holland情報」のコーナーの下の方に「お花屋さんBloemenBoog」のコーナーがあります。
BloemenBoog(私の修行していたお花屋さん)の今の様子を紹介しています。
きっとオランダの季節を感じることができるでしょう。
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ピルエットさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですよね。
私も最近興味をもち始めました。
オランダのお花屋さんにいた頃は、染物など加工ものは好きではなかったのです。
でも考え方や見方を変えたら面白い世界でした。
って言うのもあるけど、もしかしたらオランダの最近のトレンドがそっち系なので、見慣れただけなのかもしれないです・・・
どちらにしても固定概念を取り除いて物を見ると、いつでもなんでも面白い世界がありますよね。
投稿: thura | 2006/10/08 23:02
いいな・・すてきですね。
私も染色はちょっとチープ・・に見えて引いてたんですけど、thuraさんのブログをみると、考え方改め、このごろは興味津々です。近いうちに本物を見せてもらいに行きたいです。
染色は自然界にない色を出せるので、アレンジがすごく広がりそうね。
投稿: ピルエット | 2006/10/08 22:27