ケイトウ(CelosiaBombay)
夏のイメージの「ケイトウ(鶏頭)」。
花の姿が鶏の”とさか”に似ているため、そう呼ばれます。
学名は”CelosiaCristata(セロシア・クリスタータ)”といいます。
「ケイトウ(セロシア・クリスタータのグループ)」にはいろんなタイプがあります。
”とさか”の姿の「トサカケイトウ」、密に丸く詰まった形の「久留米ケイトウ」、円錐状の「槍ケイトウ」・・・など・・・
「ケイトウ」は色も豊富で、写真のようなピンク、オレンジ、レッド、ダークレッド、イエロー、パープル系など・・・
”色”以上に魅力的なのは、「ケイトウ」をアップで見ると、蛍光色のような色が入っているのです。(2枚目の写真参照)
こんな色が自然のなかに存在するなんて、”自然”って本当にすごいです。
オランダでは「ケイトウ」は切り花は春から秋にかけてかなりたくさん流通します。
ころっとした雰囲気は、オランダの一般的な花束スタイル”ビーダーマイヤー”の花束にはぴったり。
私もオランダ時代「ケイトウ」は大好きなお花で、良く使いました。
最近流行のオランダのシンプルモダン(インテリア)には、丈が長くて(1メートルとか)房の部分が大きいケイトウ数本だけで、シンプルな花瓶にいけるとクールです。
ちなみに写真のもので花の部分は10センチほど。
シーズンになるともっともっと大きいものが出回ります。
花のパレードなどイベントでも大活躍です。
ただし、オランダは涼しく乾燥した気候なので「ケイトウ」を活用しやすいのですが、日本は暑く湿気があるため、「ケイトウ」を活用するのは少し難しいような気がします。
「ケイトウ」は湿気に弱い(ムレ易い)ので要注意です。
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