今年のイースターは4月16日。
イースターの次の月曜日は「イースターマンデー」といって祝日です。
祝日が日本に比べとーーーっても少ないオランダの、数少ない祝日。
アールスメーヤの花市場もお休みになります。
ということで、私も今週のお花の入荷はお休みにしました。
ですが、こんな風に時間ができたときは、リボンや雑貨の営業に出かけます。
そう、オランダからはお花だけではなく、リボンや雑貨も入荷しているのです。
ご興味のあるかたは Bloemen Van Thura HP をご覧くださいね。
オランダ時代のイースターの思い出といえば・・・
春が近づき、お花が咲き始め、青空が広がり、気分は最高?なのですが・・・現実は・・・
イースターの日曜日と月曜日が街中お休みになるため、スーパーで食材や飲み物を買っておかなくてはなりません。
前日はどこのスーパーも満員です。
まるで戦場・・・
あまり遅い時間にいくと、スーパーの食品棚は空っぽになってしまいます。(本当ですよ!)
物がどこででも簡単にたくさん手に入る日本とは違い、大変不自由でした・・・
でもいい点も。
祝日は働かなくても、ちゃんと1日分のお給料がいただけます。
さすが社会保障のしっかりした国オランダ?とにかくラッキー!
冬からわくわくしていた「イースター」が終わってしまいました。
日本の桜が散って初夏を感じるように、「イースター」が終わって季節が変わっていきます。
少し寂しい気分です。
そこで「イースター」にちなんだ花材をひとつ紹介。


このカラフルな枝は”BERK”といいます。
イースターといえばもちろん「たまご」ですが、お花の世界ではこのBERKも代表的な花材。
この柔らかい枝でリースや鳥の巣系のアレンジを作ったり、花束のベースにしたりします。
もちろん主流派ナチュラル(染ではない)ですが、今年のイースター花材にはこんな感じのパステル系の染め物が大流行でした。
私も2月後半から1ヵ月半の間、いろんな色を入荷していました。
写真の色以外に「黒」「白」も入荷しました。
ピンクとグリーンが人気でしたね。
市場には他にブルー系、パープル系、イエロー系・・・など何でもありました。
この「BERK」だけでなく「雲竜柳」など柳系の枝もパステルでした。
日本ではイースターに関係なく使える花材だと思います。

最近のコメント