ヒヤシンス(八重咲き)
春を代表する花、ヒヤシンス。
ヒヤシンスといえば、小学校時代に水栽培した球根のお花。
お花屋さんやガーデンセンターでは3つくらいの球根がポットに入った状態で売られているのをよく見かけますが、”切花”としてのヒヤシンスは少ないようです。
オランダでももちろんヒヤシンスはポットで出回ります。
それと同じくらい”切花”としてのヒヤシンスもポピュラーで、チューリップに並ぶ冬から春を代表するお花です。
ヒヤシンスには香りがあり、みんなその香りが大好きです。
今日紹介したお花はそんな切花ヒヤシンスの中でも珍しい”八重咲きヒヤシンス”。
通常(一重)のヒヤシンスより少し大きめのコロッとしたつぼみが開くと、みごとな八重のお花に。
華やかです。
ピンクが”AnnaBell”、ブルーが”DoubleBlue”という名前です。
切花としてのヒヤシンスが日本であまりポピュラーでない理由はよくわかりません。
香りがあるから敬遠されるのでしょうか?(お見舞い需要とか?)
茎が短い(20‐30センチ)ので花束に入れられないとか?
茎が柔らかく太いからアレンジに入れにくい(オアシスなどに挿しにくい)?
確かにオランダはアレンジより花束のほうがずーーーーっと多い。
その花束はほとんどの場合、花丈が30センチほどで作るコロッとしたビーダーマイヤースタイルの花束だから、ヒヤシンスを使うことになんの問題もないのです。
アレンジやディスプレーではお花一つ一つをワイヤーなどでつなげたりして(水がなくても大丈夫)創作的に使えるという点でも人気です。
下のほうのツボミからだんだん開いていくヒヤシンス、花もちはとてもよいです。
オランダの切花ヒヤシンスは球根の一部が残されて茎についたまま流通しています。
わかりにくい表現ですね。
写真のように、カットされた球根が(丸い球根が茎の太さにカットされている)ついています。
茎の下のほうの黒い部分は球根の皮の一部がついていることもあります。
球根の栄養もあるため、お花のモチはとてもよいのです。
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