オランダのバレンタインデイ
2月14日は世界的にバレンタインデイ。
この日の楽しみ方は国によって少し違うような気はしますが、幸せのあふれる日に違いありません。
日本では女性の熱狂的な愛にあふれる日?
確か女性が好きな男性にチョコレートを渡し告白できる日・・・幼い頃はそんな日と思っていました。
大人になるとロマンももちろんありますが、どちらかというと狂気な日で、直前のデパ地下はバーゲン会場よりすごい状態で、義理チョコも含め買出しは命がけだったことを覚えています。
7年前にオランダに来てからはバレンタイデイはもちろん!お花屋さん(仕事)ですごしていました。(去年は日本で仕事でしたが・・・)
クリスマス・母の日を思わせるような楽しく忙しい一日です。
お花屋さんにとっては大事な一大イベントです。
オランダのバレンタインデイは男女関係なくプレゼントを送る日。
プレゼントの内容もチョコレートというわけではなく、お花も第一候補の一つ。
どんなプレゼントでもテーマカラーはやはり「赤」のようです。
男女関係ないといっても、この日ばかりはお花屋さんに男性客がいつも以上に訪れます。
そしてなにより、赤バラが高いこと!
どのお花も全体に値上がりしますが、赤バラに関しては通常の2倍以上です。(通常2ユーロのものは4ユーロ以上・・・)
普段は「赤バラ1本で」というお客さんは少ないのですが、この日はとりあえず「赤バラ1本で」って感じでしょうか。
普段はまずしませんが、1本ずつ最初からラッピングしてリボンなどをつけてたくさん準備をしておいたり、一輪挿しなどにセットしモダンにアレンジをしておいたり・・・
でももちろん通常のブーケ(花束)もいつも以上に売れます。
世間も幸せいっぱいの楽しい一日ですが、お花屋さんもハート型のスペシャルブーケ(花束)を作ったり、ハートの飾りをいっぱい付けたりして思いっきり楽しみます。
左の写真は昨日通りかかったお花屋さんのウィンドウ。
やはりハートですね!(見えますか?)
そういえば、昨日問屋さんに行ったら、イースターグッズを大量に買い込む人たちを多く見ました。
明日からは次回のイベント「イースター」へディスプレィが変更になるのでしょうね。
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