チューリップ球根
残暑お見舞い申し上げます。
夏季は本業であるオランダからのお花の輸入をお休みしております。
そしてオランダに来ています。
ということで今日からしばらく(不定期ではありますが)
オランダで見たり触れたりしたお花を紹介します。
チューリップの球根が大量に売られる季節がやってきました。
写真はアムステルダム「シンゲルの花市」の球根屋さん。
観光客の皆さんにとってお土産の一番人気はやはりチューリップの球根でしょうか。
チューリップの国オランダでは、いつでもチューリップの球根を入手できますが、
ひとつ注意が必要です。
4月、チューリップが咲き乱れ咲き終わるころ、
チューリップ畑では、チューリップの花首を切って球根をしばらく太らせています。
そのころオランダの玄関口スキポール空港ではチューリップの球根が
入手できません。
他のお花の球根はありますが、チューリップはありません。(これまでの私の経験上)
アムステルダムやオランダの観光地では少し出回っていますが、
この球根は去年のもの。
中には腐っていたり、カビてるものもあるのでご注意を。
でも、どうしてもオランダお土産でチューリップが必要な場合は
空港に行く前に観光地で球根を買っておかないと、
帰りの空港では手に入りません。
6月ごろからは丸まる太った新しい球根が写真のように
大量に出回りはじめます。
さまざまな種類があるので、選ぶのが楽しいですよ。
球根の難点は”重たい”ということでしょうか・・・
日本に持ち込む場合、到着空港で植物検疫を受けます。
その際球根の持ち込み制限数は99個とのことです。
たくさん持ち込みたい方は、事前に植物検疫所へお問い合わせください。
他の植物も細かい規制があるので、確認することをお勧めします。
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